Vol.42「ダイソンのマーケティングがとにかく凄い!!」

私が家に帰ると玄関で
妻「お帰り。ダイソンの掃除機、コンセントから火がでて、とうとう壊れたよ」

私「ついに壊れたんだ。修理はできないの?」

妻「ダイソンのお客様センターに電話したの。ダイソンって凄いのよ。名前を言っただけで私たちの持っている掃除機が何なのかが直ぐに把握できるのよ」

私「へぇー。凄いね」

妻「そうなのよ。オペレーターの対応もとても良いのよ。そしたら今使ってる掃除機。保証期間が今年の12月までで切れるんですって」

私「買ってから結構経過しているし、保証が効くなんてラッキーだね」

妻「そうなのよ。で、修理代を聞いたら25,000円程度掛かるって。同じ機種を買ったら、50,000円だから悩むよね・・・」

私「確かに微妙だね」

妻「そしたら、ダイソンから驚きの提案があったのよ」

私「提案??」

妻「今、最新式の掃除機を新規でご購入頂けると、90,000円の手ブラコードレス式掃除機を55,000円で購入することができますって。ヨドバシよりも全然安いのよ!!」

私「確かに安いけど・・・」

妻「更にね、今ある掃除機を5,000円で下取ってくれるって。だから90,000円の掃除機が50,000で買えるのよ。お得でしょ!」

私「それって、買うかどうかの相談ってこと?」

妻「違うわよ。即決で買っちゃったんで、今度の土曜日に新しい掃除機が届くって話よ」ちゃんちゃん・・・。

私はマーケティングの専門家ではありませんが、そんな私でも知っているマーケティングのノウハウがたくさん含まれていた話だっので、ご紹介をしました。

具体的には、
・名前を言っただけで全て知っている、かつ、オペレーターの対応の良さこれで妻の心は鷲掴みされてますね。ダイソンに対する信頼感も大幅にアップしてます。

・保証期間。たまたま今年の12月までかもしれませんが、ダイソンの保証期間は長かったと記憶してますし、アフターは他のメーカーよりも断然いいです。これで更に信頼感がアップします。

・このようにダイソンと妻の間で信頼関係がある中で、ダイソンから修理すると新品の半額と言われれば、どっちにするか迷いますよね。ちょうどよい塩梅の修理代金をワザと提示しているのでは思いました。※これはダイソンを褒めてますからね。

・ここからがポイントです。妻が悩んでいるという所が重要です。なぜなら、それって妻が5万円を出しても良いかもと思い始めているからです。最初は安く修理したいと思っていた人がですよ・・・。

・とどめで、5万円の掃除機で悩んでいる人に、定価9万円の最新掃除機が5万円で買えますと言われれば、多くの人が買うと言いますよね。爆笑

今回、私の妻がたまたまだったのではなく、ダイソンは意図的な戦略として考えられたストーリーに、妻が綺麗にはまっただけです。

多分妻は、ダイソンに買わされたとは思っていないでしょう。むしろ「得した」としか思っていないはず・・・。

まさにこれこそ、「売らずに売る」ですね。
ダイソン恐るべし!

皆さんに少しは参考になるネタかと思ったので、お伝えしました。
ではでは。