Vol.45「日本の常識は、世界の非常識!」

書籍名:「残業ゼロ」の人生力
著者:吉越 浩一郎
リンク:http://amzn.asia/2vI9e6K 

ー書籍からー

①定年後にネガティブなのは日本だけ
ヨーロッパ人は定年をネガティブに受け止めるどころか、人生を本当にたのしめるのは仕事をリタイヤしたあとだ、というのが普通の感覚です。
 
ところが、日本の場合は、定年前に会社を辞めたなどといったら、「お若いのにもったいない」「あなたならまだまだ第一線で働けますよ」「どこか会社を紹介しましょうか」と、自由を獲得したことを祝福する声はまず聞こえてきません。むしろ、働く場所を失って気の毒だという反応がほとんどでしょう。
 
②世界は疾病休暇なのに、なぜ日本は有給休暇?
風邪をひいたら、あたなはどうしますか。
 
えっ、有給休暇を使う?
 
せっかくの有給休暇を病気の治療にあててしまったら、リフレッシュのための休暇が減ってしまいますよ。
 
心優しい日本のビジネスパーソンは、それが当たり前だと思っているのですが、日本の常識は、世界の非常識!
 
ドイツでは病気で欠勤するとき、有給休暇を使う人はいません。なぜなら、ドイツは国際労働機関であるILOの第132号条約を批准しているからです。
 
このILO132号条約では、疾病による欠勤や公休、習慣上の休日は有給休暇に含めることを認めていません。
 
それでは、病気になったらどうするのかというと、その場合は有給休暇とは別に、企業が定める疾病休暇を利用します。
 
 
③未消化の有給休暇が消えるのは日本だけ
日本では二年を超えると、未消化分が消えてなくなってしまう点です。
(労基法115条)
 
多くの国では、使われなかった有給休暇は、会社が買い取ることになっています。買い取りが禁止されている日本とはまったく逆です。国際財務報告基準でも、有給休暇には引当金を計上するよう定められているのです。(IAS第19号)
 
国際財務報告基準というのは、国際会計基準審議会(IASB、本部ロンドン)によって設定された会計基準で、EUをはじめ100カ国以上が採用しており、これが世界標準だといっていいでしょう。
 
④一週間では長期休暇ではない
ILO132条約には、有給休暇の日数は、六カ月以上の勤務実績があれば最低三週間、そのうち二週間は連続して与えなければならないと規定されています。
 
 
ーここからー
「日本の常識、世界の非常識」
あること自体は誰もが思っていることでしょう。しかしながら、上記4つについて、皆さんはご存知でしたか?
 
因みに私は全て知りませんでした。
 
昔、社会保険労務士になりたくで、4年ほど勉強した時期がありました。
※結果は不合格でしたが・・・。苦笑
 
なので労基法等に関しては、普通の人よりも詳しいのですが、自分の知っていた知識が世界の非常識とは全く思っていませんでした。
 
国際会計基準(IFRS)なら、少しだけ存じ上げていましたが、国際会計基準審議会(IASB)なるモノが存在し、かつ、100カ国以上が採用しているなんて、露程も知りませんでした・・・。
 
本当に知らないことって多いですね・・・。苦笑
 
生きていく上で常識はとても大切です。今まで生きて来られて大きなウエイトの中に、常識は多分大きいでしょうから。
 
ただ、常識が本当に常識なのかと疑う必要もありかと久しぶりに痛感しました。
 
個人的な感想ですが、常識が常識でないと分かった瞬間って、「何か視野が広がった気がしますね」
※私だけ・・・
 
日本の常識、世界の非常識。あなたは他に何をご存知ですか。