Vol.67「質問と詰問」

書籍名:人を動かす人の「質問力」
著者:ジョン・C・マクスウェル
リンク: http://amzn.asia/9BVSewS

ー書籍からー

■「なぜ?」という深堀質問が重要
「なぜ」によって深堀りしていく過程では、自分の中に「仮説」をいくつか組み立てていく必要がある。
 
膨大な情報の中から欲しい答えを入手するには、仮説を立て、それを検証するキーワードで検索して情報を絞り込み、求める答えを探していくことが必要なのだ。
 
「仮説を立てるための発送」のエンジンとは何か。私は、自分の内側から沸き上がる好奇心と情熱だと思う。「強い思い」を持つほどに、「本当は、こうではなないか?」「こうしたら状況を打開できないか」という仮説が次々に立つ。
 
■質問の原理原則
「底の浅い質問しかできない人」は「底の浅い答え」しか得られず、自信も欠如している。意思決定はお粗末で、優先順位も曖昧、未熟な対応しかできない。
 
一方、「深い質問」ができる人は、「奥深い答え」が得られ、人生に自信が持てる。賢い意思決定で最優先事項に集中でき、大人の対応ができる。
 
適切な時に、適切な人に、適切な質問をする。これが成功を確実にする最強の組み合わせである。IBMの創業者、トーマス・J・ワトソンは言う。「適切な質問ができれば、答えを知るための戦いは半分勝ったようなものだ
 
■なぜ質問ができないのか
すべての恐怖心は、『自分は人間として劣っているのではないか」、あるいは『才能がないのではないか』とう思いに根ざしている」という鋭い指摘をされたことがある。恐怖心があると、あえて質問をしようという気になれないものだ。
 
■相手から「有意義な答えを」を引き出す質問
・今までで一番ためになった「教訓」は何ですか。
・「失敗」によって人生が変わったことがありますか。
・あなたが実行したことで、私も見習うべきことはありますか。
・「最後」に、生まれて初めてのすごいアイデアを思いついたのはいつですか。
・他の皆にとって最善のことは何ですか。
 
■聞く耳を持つ
人を動かし、目的に向かって人を率いていくためには、人の話に耳を傾けることが欠かせない。そして、その時には、「聞き方」が極めて重要になる。
 
■傾聴には3つのレベルがある
レベル1:関心は「自分にどんな影響があるか」
レベル2:関心は「相手にどんな影響があるか」
レベル3:関心は「如何にして周囲の人の心まで駆り立てられるか
 
■「話を聞く」とは、最高の気遣い
心理学者のデビット・W・アウグスバーガーによれば、「話を聞いてもらうことと、愛されることはよく似ている。世間一般の人にとって、この2つは殆ど同義語である」。
 
■君はどう思う?
私が最も頻繁にする質問は、「君はどう思う?」だ。一日に10回以上、この言葉が口をついて出る。
 
なぜなら、「スキルを求められれば、能力を提供すればいい。情熱を求められれば、気持ちを持ち込めばいい。アイデアを求められれば、考えていることを言えばいい。ところが、『君はどう思う?』と聞かれた時は、能力と情熱とアイデアを総動員する」必要があるからだ。
 
■失敗を経験したリーダーが、再び影響力を取り戻す方法
リーダーに返り咲くには、信頼、そして新たな関係性を再構築する必要がある。自分の弱点と間違いを隠さず、「正直に明かす」ことが、信頼構築の第一歩である。誰もリーダーに完璧を求めたりはしない。あなたが自分の人間らしさを理解し、受け入れ、表に出すことができるなら、メンバーの許しを乞うことができる。信頼回復のプロセスはそこから始まる。
 
あなたが正直で謙虚な姿勢で自分の失敗に向き合い、許しを乞い、修正を試み、変わりたいという意欲を示せば、前進するための準備は整ったことになる。
 
メンバーが許してくれるか、そして信頼してくれるかは、相手次第。自分にできることは、一緒に働く人たちから信頼されるために、あらゆる手を尽くすことだけだ。
 
 
ーここからー
私は「君はどう思う?」で失敗しました。この質問はオープンクエスチョンでご指摘の通りその人の能力と情熱とアイデアを総動員することができるとても良い質問だと私も思っていたので、多様していました。しかしながら、その質問が多様されると聞かれる方からは「あなたには答えがそもそもあり、試されているように感じる」場合もあるのです。
 
実際、私はそのように言われました。多分に私の言い方が悪かったことが原因です。
 
この本を読んだきっかけは、詰問と思われてしまう質問をどうしたら改善できるかを探したくて読みました。読んでいて改めて気づいたことは、失敗したら誤って許しを乞うという人として当然のことが大事なんだと気づきました。小手先のテクニックではないですね。猛反
 
ちなみになぜ自分の質問が詰問だと気づいたかというと、本人に直接「先ほどの質問は詰問に感じませんでしたか」と聞いたからです。そして、両者から詰問に感じたと言われたので謝りました。
 
その時感じたのは「聞いて良かった」という感情でした。
 
このまま聞かずにいたら、この先の関係はどうなってしまっただろうかとも思いましたし、正直に詰問に感じましたと言ってもらえる信頼関係がまだ保たれているんだと思えたからです。
 
改めて自分は少し天狗になっていたんだと思いました。世の中に完璧な人間なんていないはずなのに、完璧を求めてすぎていたんだと反省しました。
 
私には座右の銘が3つあります。「良い時に驕らず、悪い時に腐らず」「実るほど頭を垂れる稲穂かな」「相手にフォーカス」です。座右の銘にしているにも関わらずできてませんね。
 
それと、 「メンバーが許してくれるか、そして信頼してくれるかは、相手次第だ」が心に響きました。言われてみればこれも当然ですが、相手次第ですよね。自分でどんなに考えても仕方がないことに改めて気づきました。
 
最後になりますが、 自分と仕事で関わった人達から信頼されるために、あらゆる手を尽くして貢献することをここに改めて宣言致します。(有言実行)