Vol.82「叱られる力」

書籍名:叱られる力
著者:阿川 佐和子
リンク:http://amzn.asia/hWcsNQb

ー書籍からー

■嘘のような本当の話
女性編集者が男性の新人を叱ったら一週間、会社を休んででてこなくなってしまったとか、たいそう成績優秀なる大学出身の男性部下を叱りつけたら、翌日、辞表を提出してきたとか、あるいは「遅刻したらダメでしょ」「もっと元気よく挨拶をしなさい」と言っただけで出社しなくなる新人がいるとか。
 
どうやら若い人たちは、叱られることに慣れていないらしい。女性の新人が上司に叱られて泣くというならまだしも、男性社員がちょっと注意されただけで出社拒否をするほど落ち込むなんで話を聞くと、何と反応したらいいのかわからなくなります。
 
■叱られたとき、悲しいとき
私自身、誰かに叱られたとき、落ち込んだとき、どうやってその状況から脱するかといえば、まず、寝ます。
 
途中省略
 
そしていよいよ寝床から這い出して、他人と口をききます。
「あれ、どうしたの?元気のない声だね」
よくぞ聞いてくださいました。
「実はね・・・」
 
途中省略
 
まあ、そんなことを五人ぐらい繰り返しているうちに、だんだん元気が湧いてくる。不思議なものです。同じ話を五回も繰り返してごらんなさい。話の仕方も上達し、余計な言葉が削がれていく。話ながら自分の頭の整理がついていく。そのうちに、あれ、もしかして、私はけっこうくだらないことに気を揉んでいたのかなと気づくのです。
 
 
ーここからー
数年前、私は新入社員研修をメインで担当していた時期がありましたが、嘘のような本当の話に遭遇したことは一度もありません。昔、私が聞いて驚いたエピソードは、ある会社の新入社員研修の初日に男性社員が遅刻してきました。人事の担当者はマイクを使い全員の前で優しく「社会人なんだから遅刻はダメよ」と言ったそうです。そしたら、その新人はその場で気を失ったというのです。
 
これを初めて聞いた時は、「うっそー」と思いましたが、多分事実なのでしょうね・・・。
 
因みに、私も新人時代に大遅刻をしたことがあります。その時は寮に住んでいました。ただ、寮と言っても1ルームマンションなので、一人暮らしと殆ど変わりません。
 
今でも覚えているのはとても清々しい月曜の朝でした。目覚ましではなく自然と目が覚め、カーテンから 木漏れ日が入り込んでいました。時計を見たら9時。起きてから今日が月曜日だと気付くのに10秒位かかったでしょうか。
 
しかし、その時は不思議と慌てませんでしたね。淡々と着替え、早く会社へ行かないとだけ思って会社へ行きました。慌てはしませんでしたが、多分頭はパニックになっていたんだと思います。なぜなら会社に電話すらしませんでしたので。私が新人の頃にはまだ携帯電話が無く、家をでたら連絡のつけようがありませんでした。
※因みにフレックスもありません。苦笑
 
月曜日の午前中は定例の部内MTGで、私は恐る恐る会議室に入りました。そしたら部長が「よー峰松社長。重役出勤だね」と一言。「すいませんでした」を何度も連呼したのを思い出します。
 
その後、何かあるごとに先輩達から「峰松は遅刻するからな」とからからかわれたのを覚えています。私は何の話をしているのでしょうか。苦笑
 
 
話を戻しますね。私も辛いことや落ち込んだ時は阿川さんと同じく寝ます。とりあえず寝ているだけで起きないと思えてくるから不思議です。ですが、寝ていても元気にならなかったことが過去に一度ありました。
 
その時は会社を休み、ちょっとだけ遠出をして宮ヶ瀬ダムへ行きました。
 
宮ケ瀬ダムには公園が隣接されていて、子供たちが元気にはしゃいでいました。それをボーと何も考えずに1時間位眺めていると、段々と元気が湧いてくるのです。
 
子供たちの力って、本当に凄いと思いませんか!!