書籍名:仕事に効く教養としての「世界史」
著者:出口 治明
リンク: http://amzn.asia/aeKLesW
ー書籍からー
■クリスマスとは?
ローマにやってきたキリスト教は、まだま教養も不完全ですし、儀 式もありません。新興宗教としての呼び物がありません。
信者を獲得するのが目的だから、世の中に流行っているものは何で も貰ってくればいいじゃないかと考え、ミトラス(https:/ /ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83% 9F%E3%83%88%E3%83%A9%E6%95%99) とイエスを一緒にしてしまおうと、イエスの誕生日を冬至の頃にし てしまう。
さすがに牛を殺して血を捧げたり肉を食べることは無理だから、イ エスの降誕を祝って、パンと葡萄酒のミサをやったら、ミトラス教 の信者もこっちもいいかなと思って来るかもしれない。そう考えて クリスマスをつくってしまいました。
イエスがいつ生まれたのかは、もちろん不明です(ちなみにクリス マスが12月25日なったのは、4世紀だそうです)。
ーここからー
如何ですが、ビックリしませんでしたか。
如何ですが、ビックリしませんでしたか。
12月25日がイエスの誕生日かどうかが不明で、そもそも信者を 獲得することが目的で始められたことだったなんて・・・。
因みに書籍には聖母マリアについても書かれていました。個人的にはショックだったのでここでは割愛します。詳しくは知りたい方は是非書籍をお読みのください。
別段、宗教を信じている訳ではありませんが、改めて宗教って何? と考えてしまいますね。私達が何も考えず、疑わずに信じているこ とが、実は違っていたことって多々ありますね。
次回も私達が普通に認識していることが、実は違っていることにつ いてお伝えしますので、お楽しみにしてください。