Vol.90「人事制度2」

書籍名:人事の超プロが明かす評価基準
著者:西尾 太
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ー書籍からー 
■人事制度の「原理原則」
世界的な規模の大企業であっても、小規模なベンチャー企業であっても、運用されている人事制度の根底にあるものや原型は「ほぼ同じ形」をしている。
 
■人事制度の「真の目的」
普遍的な評価基準を明示する人事制度は、「褒めるべきポイント」と「これから育成すべきポイント」を明らかにする仕組みです。
 
部下を褒める上司が滅多にいないのは、上司自身がどこを褒めたらいいか、わかっていないからでしょう。
 
評価と育成は、表裏一体なのです。
 
■人事制度で一番重要なこと
根幹となる「会社が社員に求めていること」が明確に示されていない状態では、どんな人事制度も、的確かつ客観的な評価ができる制度として機能しない。
 
制度をつくること自体は、実はそれほど難しくありません。大事なことは、本当に「運用できるかどうか」です。人事制度というのは、「設計」よりも「運用」のほうが100倍大変なのです。
 
■安定と安定性
安定とは、変化しないことです。「最後の転職にしたい」「骨を埋める」という言葉は、一昔前だったら人事担当者の心を捉えたかも知れませんが、今の時代では「変化を望まない人」という後ろ向きな印象を与えてしまいます。
 
そもそも「安定性」とは、求めるものではなく、結果としてもたらされる(かもしれない)ものです。結局、会社や世の中に安定性はないのです。ただし、自分自身が変化し、成長し続けることによって「自分の安定性」を高めることはできます
 
 
 
ーここからー

本日お伝えしたいことは2つあります。
 
1点目が、人事制度をつくることは、それほど難しくなく「運用」のほうが100倍大変という話です。私も100%同感です。
 
ただ最近分かったこと、実感したことがあったのですが、市場では人事制度を設計し、導入するのは難しく、人事制度がつくれる人は高い価値があるということでした。
 
私にとってはとても以外で??だったのですが、とても多くの方が人事制度を構築できる人はスペシャリストだと思っていたので認識をすることができました。
 
ただ、なんども言いますが人事制度をつくることはさほど難しくなく、「運用」、もっと言ってしまえば社員にとって納得感のある運用の方が100倍難しいですけどね。
 
個人的な見解ですが人事制度を構築するために、とても高いお金をコンサルタント会社に支払ったにもかかわらず、社員が不満に感じている人事制度がどれほど多いことか・・・。
 
次にお伝えしたいのが安定性です。最近では新入社員が求める一番が安定や終身雇用だと言われています。
 
しかし、安定って何なんでしょうか?この点については2点思う処があります。1点目が私が所属している会社で既にお亡くなりになった名誉会長の言葉で、「成長してやっと現状を維持することができる。現状維持を求めている場合に現状維持はなく、殆どの場合が緩やかに下がっている」と、そして、世界史的視点で俯瞰して見ると、日本の高度経済成長みたいな時代こそが稀有で、そんな時代は殆ど存在しない。つまり、今のような不安定な時代が世界史的に見たら当たり前だという事実です。
 
つまり、『安定はめったにない』と受け止めないといけないのではないでしょうか。だからこそ、私達一人ひとりは安定性を求めて成長し続けなければならないと思うのです。
 
私達の時代は人生90年時代だと言われていますが、あなたは今、成長していると心から言い切れますか。成長するために何か行動を起こしていますか。