Vol.103「新しいことに挑戦すると、なぜ人は恐怖を感じるのか」

書籍名:脳が教える!1つの習慣
著者:ロバート・マウラー
リンク:http://amzn.asia/6C6gzxw

ー書籍からー

■脳科学から見た人間の原則
脳は変化を恐怖として避ける一方、創造性をつかさどる大脳新皮質は、質問を好む性質がある
 
 
■人間は3つの脳システムで調和をもたらす
脳の最下部にあるのがいわゆる「第1の脳」、大脳基底核だ。爬虫類脳と呼ばれている。この働きにより、人間は朝になると目覚め、夜になると眠り、体温を調整し、心臓は鼓動を続ける。
 
「第2の脳」は脳幹の上部にある大脳辺縁系で、旧哺乳類脳とも呼ばれている。大脳辺縁系は感情をつかさどり、危険に直面しても生き延びられるよう、闘争・逃走反応を支配する
 
「第3の脳」は大脳新皮質で、新哺乳類脳とも呼ばれる。大脳新皮質は、人類の奇跡に関与する。文明、芸術、科学、音楽などは、いずれもここから生み出される。
 
 
■脳は、新たな挑戦、チャンス、欲望によって、ある程度の恐怖心が起こる
変化を起こしたいのに行き詰っているというときは、たいてい大脳辺縁系がそれを台無しにしている。大脳辺縁系には、生き残りのカギを握る偏桃体と呼ばれるものがある。偏桃体は闘争・逃走反応をコントロールする、いわばすべての哺乳類の警報装置だ。
 
今日、偏桃体とその闘争・逃走反応がもたらす現実的な問題は何かというと、私たちが安全な日常から脱却しようとするたびに、警報レベルを鳴らしてしまうことだ。
 
 
■「変化」は脳に恐怖をもたらす
新しいことへの挑戦や大きな目標を掲げることで生じる感情を、現代医学では「ストレス」と呼ぶ。この感情は何世代にもわたって「恐怖」という古くから親しまれた名で通ってきた
 
 
■脳のシステムと小さな1歩の関係
恐怖を感じると、大脳辺縁系(偏桃体)は逃げるか攻撃するか、どちらかの体制をとるようにできている。必ずしも、それがもっとも効果的な行動ではない場合でも。
 
しかし、小さな行動をとると、大脳辺縁系(偏桃体)は余りに小さな変化なので見逃して大脳新皮質に到達し、創造のエキスを手に入れる
 
つまり、つねに小さな一歩を追求することで、「生涯にわたり、ずっと良い方向へ変化し続けたい」という願いもかなう。
 
 
 
ーここからー
私は仕事柄講師として受講生の前にたって話をする時がありますが、結構な確率で「恐怖」を感じます。周囲から「恐怖」を感じていないように見えると言われますが、本当によく「恐怖」を感じます。特に初めて接する受講生の時は100%「恐怖」を感じます。
 
その理由が今回、この本を読んで解明することができました。要は偏桃体が引き起こしていたんですね。納得。
 
小さな一歩=ベイビーステップは意味があり、効果があるとはよく聞きますが、その因果関係もこの本を読んで理解することができました。
 
要は小さな一歩だと偏桃体のセンサーに引っかからないので、大脳新皮質にアクセスできるからだったんですね。こちらも納得しました。
 
次回は、この「小さな一歩」をフルに活用した具体的な方法をお伝えします。きっと皆さんにも実践で役立つものがあると思いますよ