Vol.118「改めて見つめ直すTOC」

書籍名:ザ・ゴール
著者:エリヤフ・ゴールドラット
リンク:http://amzn.asia/d/5O2t93p

―書籍からー
■「ボトルネック」と「非ボトルネック」
工場の工程は繋がっているので、無駄をなくそうと一つひとつのリソースを測って削ろうとすることは大きな間違いである。

統計的変動がある限り、余分なリソースがあって当然である。なので、「ボトルネック」と「非ボトルネック」にわけないといけない。

1.ボトルネック
その処理能力が与えられた仕事と同じかそれ以下のリソースのこと。

2.非ボトルネック
与えられた仕事量より処理能力が大きいリソースのこと。

■需要に合わせるために重要な視点
「生産能力」を需要に合わせるのではなく、工場内のフロー、つまり「流れ」を需要にあわせる。すなわち、ボトルネック=通過するフローを市場からの需要に合わせること

■スループットを向上させるやり方
ステップ1
・制約を見つける

ステップ2
・制約をどう徹底活用するかを決める

ステップ3
・他のすべてをステップ2の決定に従わせる

ステップ4
・制約の能力を高める

ステップ5
・ここまでのステップで制約が解消したら、ステップ1に戻る

これが全体最適のマネジメント理論、TOC(Theory of Constraints)制約理論です。

 

―ここからー
「個別最適でなく、全体最適で考えよう!!」。本当によく聞くフレーズですし、言っている意味を多くの人も理解していることだと思います。

この書籍を読んで思ったこと。それは、ゴールが曖昧にも関わらず、なんとなくボトルネックになっている個所はここかな?で物事を進めていたという反省をです。

前回お伝えした通り、「依存的事象」と「統計的変動」を理解した上で、ボトルネックは何か?ゴールは何か?をはっきりさせていれば、より精度が高い改善や対応、変革ができると感じたからです。

物事って、シンプルかつ奥が深いですよね。