Vol.119「本質的課題を見つけ出す思考プロセス」

書籍名:ザ・ゴール2
著者:エリヤフ・ゴールドラット
リンク:http://amzn.asia/d/0td7hU9

―書籍からー
■対立構造を解消する「思考プロセス」
適切な「解決策」が見出せないのなら、ちょっと頭を冷やして考えた方がいい。それは話し合いを止めることではなく、頭を切り換えることだ。

どんなに感情的になったとしても責めるべきは相手の「性格」ではなく、解決策が見出せない「状況」なのだと。

解決策を見つけ出すためには、「クラウド(雲)」を描く。雲のようなもやもやをスッキリさせるためには、対立構造をわかりやすく図にする

 

◾️ネガティブ・ブランチ
ある行動によって引き起こさえるネガティブな可能性を図にしたものが、ネガティブ・ブランチである。ネガティブ・ブランチがはっきりしたら、その対策も前もって考えることが出来るようになる。

つまりネガティブ・ブランチとは、原因と結果の因果関係がわかるように図にすることである。

 

◾️「思考プロセス」に置ける「問題」とは?
「問題」とは、それぞれ独立しているものではなく、「原因」が「結果」を生むという「因果関係」で結びついている

ただ、「問題」だと考えられるものの殆どは「現象」に過ぎない。TOCでは、それらを「好ましくない現象」=Undesirable Effects(UDE(ウーディー)という。

 

◾️現場ツリー
UDEをリストアップして、その因果関係を図にしたのが「現状ツリー」である。
この現状ツリーを構築できれば、全てのUDEの原因がわずかひとつか、ふたつの「根本(コア)」となる問題にあると明らかになる。

「根本」の問題とは?。多くのUDEは「根本」の問題から派生している<現象>に過ぎないのです。なので、たくさんのUDEを1つずつ消そうとするより「根本」の問題に集中して取り組む方が効果的なのです。

大切なことは、「根本」の問題をはっきりさせることなのです。

◾️現状ツリーのポイント
「原因」と「結果」の因果関係は「常識」に過ぎないことが殆どです。ですが、その「常識」が簡単ではないのです。

つまり、因果関係を明らかにして、誰が見ても当たり前だと思うほどの「常識」を構築することは難しいのです。

そして全ての「問題」が「原因」と「結果」で繋がった時、「根本(コア)」となる問題が見つかります

 

 

―ここからー
ぶっちゃけザ・ゴールド1を読んだので、ついでだからザ・ゴール2も読んでおくか位の軽い気持ちで読んだのがキッカケでしたが、この書籍は私にとって値千金でした。

私はここ5年位、問題解決についてトライ&エラーを行なっています。その中で一番困っていたのが、問題から本質的課題へ繋げる具体的な「やり方」でした。

数ある「問題」を解決しても意味は少なく「本質的課題」が重要です。書籍でいえば「根本(コア)」を解決しないと効果が上がりません。これは科学的にも証明されていてます。

ただ困りごとは、問題から本質的課題へどう繋げるかでした。

あくまでも個人的な見解ですが、世の賢人方が作ってくれたフレームワークは現状分析や問題の炙り出しには最適なモノが多く、問題から本質的課題を見つけ出すには・・・だと感じていたからです。

ですが、ネガティブ・ブランチや現場ツリーで考えると、原因と結果が繋がって論理的に本質的課題を見つけることができ易くなります。今回お伝えしている文章だけだと伝わり難いと正直思いますので、本当に問題解決に困っている方は是非この書籍をお読みください。

私はロジックツリーが大嫌いです。今でも嫌いです。理由は使い勝手が悪い=思考が整理されなかったからです。

しかし、今回お伝えしたネガティブ・ブランチや現場ツリーのやり方は全く別物ですね。本当に実践的で、汎用性も高いやり方だと思いました。

最後に
次回は、未来への打ち手=解決策につてお伝えしますので、お楽しみに!!