Vol.120「未来の打ち手を見つけ出す思考プロセス」

書籍名:ザ・ゴール2
著者:エリヤフ・ゴールドラット
リンク:http://amzn.asia/d/0td7hU9

―書籍からー
◾️未来現実ツリー
「根本(コア)の問題を解決すると、たいてい市場の流れが一変します。その新しい市場が「明るい未来」になります。

その「明るい未来」なるように思考するためのツールを「未来現実ツリー」と言います。

「現状ツリー」を構築すれば、問題の全体像がわかります。つまり、「何を変えるか」がハッキリするのです。

現場ツリーを作る時に挙げたUDEを逆手にとって「好ましい現象」=Desirable Effects(DE)を考えるのです。そのDEを繋げて図式化し、「何を変えるか」を考えるために使うのが「未来現実ツリー」です。

そうすることで「主発点」と「未来」が繋がります。

◾️移行ツリー
移行ツリーとは、「現在」から「未来」に向かって実行していく手順を考えるためのツリーです。

移行ツリーでは「現実」から始め、次にそれに対する相手の「要望」について考え、3つめに対応できる「行動」を考えます。

この3つを考えると、今ある「現実」の上に「新しい現実」が浮かびあがってきます。

ここから先は、先ほどの繰り返しで、「要望」「行動」を 考え、次の「新しい現実」を作ります。そうすると、最後には「新しい現実=新しい未来」が見えてきます。

◾️前提条件ツリー
前提条件ツリーとは、目標を達成するために必要な「中間目標」をはっきりさせるためのツリーです。

まず、目標を達成しようとするとき、思いつくだけの障害を書き出します。次に、その障害をかわせる中間目標を考えます。

現在から目標までのの障害を並べ、それをかわせる中間目標目標を書き込んで、現在から中間目標を辿り、目標まで論理的に繋げることで、障害を交わして中間目標を達成する手順を考えることができるようになります。

◾️思考プロセスにおける4つの障害
人が明晰に考えることを阻む障害として、博士は以下の4つの障害を挙げています。

1.ものごとを複雑だと考える
2.人のせいにする
3.対立は仕方がないことと考える
4.わかっていると言う

博士が生涯をかけてたどり着いた結論。それは、「思考プロセス」のツールを活用し、これら4つの障害を乗り越えることで明晰に考えることができるようになり、人は誰でも充実した意義ある人生を過ごすことができるというものだった。

 

―ここからー
今回は「未来現実ツリー」「移行ツリー」「前提条件ツリー」の3つをお伝えしました。この3つともとても実践的で、活用できるイメージを私は持つことができました。

その中で特に絶品だと感じたのが「前提条件ツリー」です。

リアルなビジネス世界で制約条件ゼロは少なく、何かしら制約条件があるのが普通です。なので、その制約条件の中で解決策を考えなくてはなりません。

皆さんも経験済みかと思いますが、わかっていても実際に解決策を生み出すのはシンドイものです・・・。苦笑

それを、この「前提条件ツリー」を活用するば、今までと比べものにならない低さでアイデア含め、考えることが可能になります。

問題解決で苦しんでいる方にとっては、とても参考になる本だと思います。個人的に超オススメです!!