Vol.121「なぜ「危険な上司」が誕生するのか」

書籍名:上司が壊す職場
著者:見波 利幸
リンク:http://amzn.asia/iYOLQTa

―書籍からー
■メンタル不調の7割は、上司が原因
私が携わったメンタル問題の個別ケースについて、多くの会社を観察してきた例を振り返ると、部下に問題があって不調になってしまうケースは、全体の3分の1程度です。そして残り3分の2、つまり7割近くは上司が抱える問題によって引き起こされています。

■「部下も悪い」と考える会社は危ない
上司の立場にいる人が職場を壊していても、それが相当ひどくない限りは、さらに上位の役職者(課長にとっての部長など)の目に届きにくく、放置されやすいため、なかなか解決に結びつきません。

■「危険な上司」の特徴
危険な上司が存在するだけで、そこは、「心が折れる職場」となります。しかも、この問題は、上司にトレーニングを施したり、経験を積ませたりするだけでは解決しにくいだけ、対処が難しくなります。

キャラクターそのものに問題を抱えている上司の場合、解決は難しくなるのが現実です。なぜなら、人のキャラクターというものは、性格やキャリア、現在置かれている環境などを背景に構築されるため、そう簡単に変えられないからです。

ここで特徴的なのが、上司が危険なタイプである場合、実際に上司本人から話を聞いても、「部下がメンタル不調を抱えているのは、自分の側にも問題がある」と認識している人が殆どいない点です。

■なぜ「危険な上司」が誕生するのか
危険な上司になりうるのは、組織の中で決して「できない人」とは限りません。特定のジャンルで抜群の業績を上げたり、アピール上手でキーパーソンに気に入られてたりすることが多いのです。だからこそ管理職の仕事を任されます。

このような人事によって、離職者や休職者が続出するなど社員の健康面に悪影響があるだけでなく、職場の生産性の低下など、組織に大きな損害が生じてしまうリスクを負うことになるのです。

 

 

―ここからー
本日の内容は如何でしたか?

私の実体験でも『あるある』と思った個所を意図的にピックアップしてまとめてみました。皆さんも『あるある』と感じているのではないでしょうか。

少し前、ゼネコンで働いている友人から直属の上司について話を聞きました。その時に聞いた内容とこの本はとてもマッチしていると感じました。

友人の話を聞いていて、一番感じたのは上司が「自分の側にも問題がある」と認識していない、感じていないことでした。
※あくまでも個人的な感想です。

私は仕事柄、多くの管理職を見てきましたが、パワハラチックな上司程、言葉では自分に問題があるという方もいますが、話をしていて本心(心の底から)自分の側にも問題があると感じている方は少ない印象が強いです。

会社においてこの手の問題の本質的課題は、仕事ができる?からと言って本来、管理職にしてはいけない人を管理職にしているところではないでしょうか。

一般的に言われることですが、『名選手、名監督に非ず』です。

そもそも、私に言わせれば昇格基準に名監督の要素が無さすぎと感じていますが、皆さんの会社は如何ですか?

さて次回は、「危険な上司」についてお伝えしますのでお楽しみに・・・。