Vol.132「OKRをご存知ですか?」

書籍名:OKR
著者:クリスティーナ・ウォドキー
リンク:http://amzn.asia/d/hsLnQVL 

―書籍からー
◾️なぜ、多くの人がやり遂げることができないのか?
誰でもやりたいことがある。でも、現実にならない場合が多々ある。なぜだろうか。なぜ実現しないのだらろうか。私は5つの理由があると考えている。

ゴールに優先順位を付けていない
・古い言い伝えに「なにもかも重要というのは、どれも重要でないのと同じ
熱意を持って漏れなくゴールを伝えていない
・「いい疲れた頃に、人は耳を傾けはじめる」ジェフ・ウィナー・リンクトインCEO
③やり遂げるためのプランがない
意志力には限界がある。意志力に頼らない方法が必要だ。
④重要事項のための時間を空けていない
重要だが緊急でない時、やらなければならないことのスケジュールを立てる人がどれだけいるだろうか
⑤繰り返さずにやめてしまう

■OKRとは
OはObjective(目標)、KRはKey Results(主な結果)の略だ。
Oは成し遂げたいこと、KRはそれを実現できたかどうかを判断する指標だ。

◾️OKRの基本
Oは定性的なものを一つだけ。KRは定量的なものを3つ位決める。これを使って、グループや個人を大胆なゴールに集中させる。Oはたいてい四半期のゴールを定める。

◾️OKRで重要なこと
まず、会社のOKRは一つだけ。成功と失敗を分けるたった一つの点にフォーカスする

2番めに、会社のゴールに結びついたOKRを設定します。3番めに、それぞれのKRに自信度レベルを設定します。成功する自信度が50%の目標にしなければなりません。

そして一番重要な点として、OKRの確認と、週ごとにやるべきことを、毎週ミーティングでチェックすることです。 

◾️Oの基本
定性的で人を鼓舞する内容にする
・時間的な縛りをつくる (基本は四半期)
・各チームが独立して実行できるようにする

◾️KRの基本
KRをつくるには、「どうやってOを満たしたとわかるだろうか」というシンプルな問いを立てる。定量的。よく使われる指標例

成長率、エンゲージメント、売上、利益、性能、品質 等

◾️KRの設定(目標設定)のポイント
KRの設定とはつまり、最適点(スイート・スポット)を探すことだ。半々の確率で失敗する場合こそ最適点だと、私は考える。

◾️OKRは連鎖する
会社がOKRを設定したら、各部門はその全体OKRに貢献する部門OKRを設定する。部門OKRは、全体KRの一つに対応するものでも、すべてに対応するものでも構わない。

◾️毎週のMTGでチェックすること
①今週の優先事項:3〜4つ
②今後の4週間:今後の予定(イメージ)の共有
③OKRの自信度状況:最初の自信度は10分の5点
④健康・安全性チェック:結果を目指す一方で守りたいことを2つ位

◾️OKRの可能性
OKRはただの管理ツールではなく、目標を軸に人を鼓舞し、全員が一丸ととなって目標に向かって進むためのツールである。

 

 

―ここからー
今OKRを真剣に勉強し、どうやったら会社に導入することが可能かを検討しています。

そもそもの発端は、目標管理に力を入れ、目標設定にも力を入れ、目標設定擦り合わせ会議まで実施しているのに、なぜか全体目標が達成しない。会社のイチガン力が昔より弱くなっている感じがすると社長や社員と話していて感じたことが発端でした。

そんな時、社長からこんなのがあるよと聞いたのがOKRでした。

本の紹介の中では割愛をしていますが、OKRと目標管理は似ていますが違います。私がこの2つで一番違うと感じるのは、目標管理は報酬=評価することを主としているのに対して、OKRは全社イチガンとなって目標を達成する≒報酬と連動していいない事です。

なのでOKR≒報酬ならいいのですが、OKR=報酬になってしまったら、目標管理の悪い点がそのままOKRに引き継がれて流ので意味が無くなりますね。個人的にはここが大きな肝であり、難しさを感じています。

OKRを私の言葉に変換するとOは目的=使命(アグレッシブでシンプルで魅力的な最上位概念)。KRはその目的を達成するための戦略(限られたリソースから何を選択し集中するのかを絞り込んだ定量目標)※定量目標は3つ位が目安

そして、OKRには書かれていませんが、戦略の次に戦術(その戦略を実現するための具体的なアクションプラン)も必須です。

余談ですが、以前の会社のタスクで、このOKRに近い形をたまたまやったことがありました。その時も効果を感じていましたが、更にOKRに近い形にしていたらもっと再現性の高い仕組みにできたかなぁと今更ながら感じています。苦笑

この最初のステップで大事なことは絞り込むことです。絞り込むとは、優先順位付けとイコールです。引用でも書きましたが「なにもかも重要というのは、どれも重要でないのと同じ」に聞いている人が感じてしまうからです。

言葉は絞り込めば絞り込む程その言葉の意義や想いが強くなります。
本日はOKT第1回目なのでここ迄にして、また次週お伝え致します。ではでは。