Vol.133「熱意が薄れる世界だからこそ・・・」

書籍名:伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法OKR
著者:ジョン・ドーア
リンク:http://amzn.asia/d/4Cr52xF 

―書籍からー
■熱意が薄れる世界
今日、ギャラップの意識調査では毎年、「従業員の熱意の世界的危機」が報告されている。

仕事への思い入れ(エンゲージメント)の強い集団ほど、多くの利益を生み出した、離職率も低い。「経営者にとって社員の定着と熱意の醸成は、自社の優位性を世界規模で確立することに次ぐ重要な問題となっている」。

熱意は具体的にどうすれば醸成できるのか。デトロイトの調査によると、「目標が明確に定義され、明文化され、オープンに共有されていること」以上に影響力の大きな要因はない。

目標は組織の団結、明確さ、仕事に対する満足度に繋がる。

現場で働く従業員は、自分の仕事が会社全体の目標とどう繋がっているかがわかると意欲的になる。これは特に本社から離れた拠点で顕著だ。

◾️注意事項
目標設定は万能ツールではない。「矛盾する優先事項がある、あるいは目標が不明確、無意味、恣意的に変更されることがあると、従業員の不満は募り、冷めた態度を取るようになり、意欲は削がれる」。

「暴走する目標」の著者ですら、目標は「従業員を鼓舞し、パフォーマンスを改善する」のに役立つことは認めている。

◾️OKRの4つの威力
①「フォーカス(集中)」、②「アラインメント(方向性の一致)」、③「トラッキング(追跡)」、④「ストレッチ(高みへの挑戦)」 

◾️社員の意欲を引き出す
目標を示すだけでは足りない。彼らはやりがいを求め、自分の目標が会社のミッションとどのように結びついているかを理解したいと思っている。そして最上位のOKRを、四半期に一度の全社会議で発表するだけではいけない。「うんざりするほど繰り返してようやく、みんなが耳を傾けるようになる

社員が充実感を得るためのカギは、野心的な目標を立て、そのほとんどを達成し、足を止めてそれを振り返り、その上で新たなサイクルを繰り返すこだ。

◾️OKR導入の最初で絶対外してはいけないこと
何より重要なのは、最上位の目標は「重要なもの」でなければならないということだ。OKRはとりあえず何でも書き込んでおくリストでもなければ、チームの日常業務を書き出したものでもない。特別な注意を払うべき目標を厳選し、今すぐに全員が動き出すための手段である。それは会社が達成すべきもっとも大きな目標と結びついている。

重要なことを本当にやりきるためには、常に1つのことだけにフォーカスしなければならない。だからその重要なことが何なのか、間違えてはいけないのだ。

◾️OKRを浸透させるには
まずは経営幹部から始めること。

体系的な目標設定を定着させるには、まず経営幹部がそのプロセスにコミットする必要がある。幹部クラスがOKRへの抵抗感を克服し、そのプロセスに馴染むには1〜2四半期は掛かる。

重要なことは、うわべだけやろうとするのではなく、組織の最優先目標を達成するための実用的ツールだと認識して貰うことだ。

本当に重要なことは何か?
会社全体が木を見て森を見ず、という状況になっていないか?

◾️グーグルOKR、2つの目標
①野心的な目標:
壮大なビジョン、高いリスク、未来志向の発想を反映する。その名の示す通り、達成は困難だ。平均4割が失敗に終わるが、それは織り込み済みである。

②コミットする目標
プロダクトのリリース、帳簿管理、採用、顧客などに関するグーグルの経営指標と結びついている。コミットする目標は、設定された期限内に完全に(100%)達成しなければならない。

 

 

―ここからー
以前にも少しお伝えしましたが、世界的規模で熱意が危機的状況です。皆さんの職場は如何ですか?熱意が下がっていませんか?

熱意を上げる方法の1つとして、OKRは最適なツールの1つだと思います。なぜなら、本当に素晴らしい目標は組織の団結、明確さ、仕事に対する満足度に繋がるからです。

注意事項でも書きましたが、目標設定は万能ツールではない。「矛盾する優先事項がある、あるいは目標が不明確、無意味、恣意的に変更されることがあると、従業員の不満は募り、冷めた態度を取るようになり、意欲は削がれる」ます。

なので、本気の熱意のある本気の目標でなければ、なりません。

それだけの目標だからこそ、OKRではOを1つに絞り、KRも3つ位に絞れ、即ちフォーカス(集中)しないと駄目なのですね。

但し、ここまでフォーカスした熱意のある素晴らしい目標には、漏れなくアラインメント(方向性の一致)が付いてきます。

その素晴らしい目標がアグレッシブで難しけど、達成できそうだと感じた時を想像してください。ワクワクしませんか。皆さんも何処かでそんな経験を1度や2度していると思うので、イメージはわきやすいのではないでしょうか。

だからOKRでは目標をストレッチ(高みへの挑戦)しなさいと言っています。

ですが、人間は忘れやすい生き物なので、1度や2度聞いたり、行ったぐらいでは直ぐに忘れてしまいます。それを防ぐのがトラッキング(追跡)です。

今回はここまでで、残りは次回お伝えしますね。