Vol.153「PDDSとTTPS」

書籍名:最高の結果を出すKPIマネジメント
著者:中尾龍一郎
詳細はこちら: https://www.amazon.co.jp/dp/4894519844/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_K.kyCbSCPF9JB 

―書籍からー
■KPIマネジメントw成功させるには?

KPIマネジメントをしているということは、「『事業成功』とは何か分かっているのか?」。つまり、「事業成功」とはなんなの分かっていないとKPIマネジメントは始らないのです。

◾️KPIの全体像
主要登場人物は次の3つ
①KGI(Key Goal Indicator)=最終的な目標数値
②CSF(Critical Success Factor)=最重要プロセス
③KPI(key Performance indicator)=最重要プロセスの目標数値

◾️「KPI」「CSF」「KGI」の関係
①Goal →数値で表すと→ ②KGI
 ↑            ↑
 Goal到達に最も     KPIを達成すると
 重要なプロセス     KGIも達成する
 ↑            ↑
③CSF →数値で表すと→ ④KPI

◾️KPIは誰のものか?
KPIマネジメントは、理想的には、全従業員のものであることが望ましい。

KPIを従業員みんなで共有する時の大事なポイント
①CSFが分かりやすいこと
②KPIが覚えやすい数値であること

◾️なぜ組織にKPIマネジメントが必要?
一言でいうと、KPIマネジメントを活用してマネジメントそのものを進化させるためです。

◾️マネジメントの進化に不可欠なPDDSとは?
PDDSサイクルは、Plan-Decide-Do-Seeの4ステップで、SeeからPlanに戻ります。

最も重要なのは、サイクルを1回りし、もう一度次のサイクルに戻すことです。その為にPlanとDoの間にDecideというステップを入れています。日本語で表現すると、「決める・絞る」といういうステップです。

ちなみに、PDDSサイクルを私は、以下のように和訳しています。
P:Plan  よく考えて
D:Deside 素早く絞り込んで
D:Do   徹底的に実行して
S:See   きちんと振り返る
振り返りをしない組織には「知恵」が溜まりません

失敗したことこそ重要な知恵なのです。

◾️TTPとTTPS
少し前に流行った言葉で言うとナレッジマネジメントの仕組みです。

その重要なコンセプトがTTPです。
TTP 「徹底的にパクる」
TTPS「徹底的にパクって進化させる」
ちなみに、TTPでは、「徹底的」と言う部分が重要です。単にパクるのではなく、ハイパフォーマーのやり方を徹底的に真似しようということです。

 

 

―ここからー
KPIも私が常々申し上げている問題解決も、どちらも本質?考え方は同じなんだと感じました。

以前いた会社では、ある事業本部がKPIを導入していましたが、この本を読んで思い出すと似て非なるKPIでしたね・・・。KPIとは言ってはいましたが、覚悟を持って絞り込んでは、いませんでした。

最近実際にあったのが、ビジネスをPDCAで廻せず、PDPDで終るです。これだと振り返りが無いため、知見が堪りません。振り返りをしないのだから、改善なんかも起こるはずがありませんよね。

さて、今回超皆さんにお勧めしたいのはTTPSです。
本当に世の中には賢人がたくさんいます。自分が悩んだことの多くは、既に悩んでだ方がいて、何かしらの解決策を編み出していますので、それをパクればいいのです。それも、単にパクるのでなく、徹底的にパクればいいのです。

その先に進化が見えてきます。これこそが、型破りではないでしょうか。

あなたは、PDCAを廻せていますか。
それと、TTPSを行っていますか。