Vol.154「売上と費用に相互影響がある項目をどうやってコントロールするのか」

書籍名:最高の結果を出すKPIマネジメント
著者:中尾龍一郎
詳細はこちら: https://www.amazon.co.jp/dp/4894519844/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_K.kyCbSCPF9JB 

―書籍からー
◾️「構造」と「水準」
「構造」とは、全体像、メカニズムです。
「水準」とは、それがどの程度のなのか、つまり数値で把握することです。
つまり、KPIを設定するにはKGIの確認が出発点になります。

◾️会社の向かうべき方向を示す情報源
年頭所感からキーワードを抜き出してみましょう。
経営者が伝えたい言葉があるはずです。
それが、今期の最も「重要な言葉」たちなのです。自組織のKPIを考える際に、これを意識せずに作成するのはありえません。

◾️KGIの本質
KGIは究極的には利益なのです。
それも継続的に利益を上げ続けることがKGIの本質です。

◾️利益を最大化させるための基本的な考え方
①どうやって売上を上げるのか
②どうやって費用を下げるのか
売上と費用に相互影響がある項目をどうやってコントロールするのか
  ↓
 売上を増やすには、費用の増加が必要(当たり前の話)です。
  ↓どうすればよいのか
 一言で言うと「定数」にすればよいのです
 ※定数について記載すると長くなるので、今回、詳細は渇愛

■KPIマネジメントの正しいステップ
①KGIの確認
②ギャップの確認
③プロセスの確認
④絞り込み
⑤目標設定
⑥運用性の確認
⑦対策の事前検討
⑧コンセンサス
⑨運用
⑩継続的に改善

 

 

―ここからー
KPIマネジメントを上手に機能させるポイントは幾つかあると感じていますが、その中で本日は、「売上と費用に相互影響がある項目をどうやってコントロールするのか」に絞って記載します。

今の会社に入って新しく学んだことで「MQ会計」があります。
MQ会計を知らない人は下記参照
http://asahi.gr.jp/wp01/202

簡単にご説明すると、MQとは粗利だと思っています。専門家に言わせると違うようですが、私は専門家では無いので、普通の人が一番わかりやすい言い換えだと粗利だと思っています。

知っておく必要がある用語は
P=価格
Q=数量
V=変動単価
M=粗利単価
 ↓よって
PQ=売上
VQ=変動費
MQ=粗利総額

PLではPもQも記載する必要がないため分かりませんが、事業の良し悪しを判断するにはPとQがわからないと駄目でしょうと言うことで、会計に組み込んでいるのがかMQ会計だと私は認識をしています。
※荒い説明なので、細かな違いがあったら申し訳ありません。

PLでは事業の良し悪しが判断できない。だから、管理会計が存在していると思っています。
MQ会計でよく出てるくシミュレーションに下記があります。

下記3つの場合、MQ が最大化するのはどれか一番よいか?
①P=32円、Q=10個、V=22円
②P=29円、Q=13個、V=22円
③P=26円、Q=16個、V=22円

答え②
①68=(32*9)ー(9*22)=288ー220
②91=(29*13)ー(13*22)=377ー286
③90=(26*17)ー(17*22)=442ー352

単に安くしても粗利は高くならないことがあるのです。

すなわち、ビジネスでは売上と費用の絶妙なバランスを必要だと言うことです。

そのバランスに絶対の答へは存在しないので、仮説を立てて検証するしかありません。大事なことは、その仮説のやり方を知っていて、実際に検証しているかどうかだと私は思っています。

あなたは、仮説のやり方をご存知でしたか。そして、実際に検証していますか。