Vol.188「ナインブロック」

書籍名:戦略人事のビジョン 制度で縛るな、ストーリーを語れ
著者:八木洋介 金井壽宏
詳細はこちら: https://www.amazon.co.jp/dp/433403683X/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_XV.XDbV8MA2QM

―書籍からー
■真の人事担当者
経営の目線で人事をし、人事の目線で経営をするのが、真の人事担当者です。
ビジネスリーターの仕事は、最強のチームをつくって目標を達成すること。人事の仕事はその手伝いをすることであり、組織のパフォーマンスを最大にするというこ役割を担う。

◾︎勝ちの定義
GEでは、「グロース(成長)とリターン(利益)」です。私が見るに、日本企業にはこういう明確な「勝ちの定義」がありません。

勝ちを定義するとは、勝てなかった場合には、誰かが責任をとってやめなくてはいけないということです。そのぐらいの勝ちへのこだわりが日本企業にあるでしょうか

◾︎GEグロースバリュー
「外部志向」「明確でわかりやすい思考」「想像力」「包容力」「専門性」の5項目 

◾︎GEの人事評価マトリックス(ナインブロック)
ナインブロックは、縦軸がパフォーマンス(成果)、横軸がバリュー(価値行動)とし、縦横それぞれ3つ「期待以上」「期待通り」「期待以下」に分けることによって、9つのマス目をつくったものです。

 

 

―ここからー
実はこの本、4〜5年くらい前に読んだことがありました。そして今回、久しぶり読んで気づいたことがあります。それは、赤線の場所が結構違っていることでした。

私の読書は読みながら気になった場所を折、その後再度そのページを読み、大事だなとか、ここは使えるなどと思った箇所に赤線を引いています。

なので、以前と同じ箇所に赤線を引いているかどうかを見てみたのですが、5割位違ってました。

なぜだろうと考えた結果は、今自分が置かれている環境の違い、今自分が求めていることの違い、今自分が気になっていることの違い、過去と今との自分の視座(視点)の違いなどがあるのではと思いました。

昔読んで参考になったと感じた本をまた改めて読み直してみると、自分にとっての良書だったので新たな発見がきっとあ流のでお勧めです。

さて、今日の中心は「ナインブロック」です。

なぜ私が「ナインブロック」が好きなのかというと、成果と価値行動の2軸で評価することにより、成果は残念ながら出ていない人でも、会社が求めている価値行動をしている人ならば救うことができるからです。

逆に言えば、成果は出していても価値行動を意図的にしない人に対しては、ある一定以上の評価をしないで済むことが出来るからです。成果は大事ですが、成果を出すために頑張っている人はもっと大事だと私は思っています。

注意点としては、価値行動にどれだけ真剣に取り組んでいるかが重要です。それは「勝ちの定義」と一緒です。つまり会社として会社としれブレない本気の価値行動の項目でなければ駄目だということです。

本日は以上です。