Vol.192「コミュニケーション・エンジン」

書籍名:クリエイティブ人事 個人を伸ばす、チームを活かす
著者:曽山哲人、金井壽宏
詳細はこちら: https://www.amazon.co.jp/dp/4334038077/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_Ev14DbEMTE2F9

―書籍からー
■人事のミッション
サイバーエージェントの人事本部のミッションを「コミュニケーション・エンジン」と定義しています。経営陣と現場の間で通訳の役割を果たし、双方のコミュニケーションを加速させること、これが私たちの役割であり、デリバブルな活動です。

経営陣の抽象的な要求を具体的な仕掛けに変えて、現場に落としていくために人事は存在するのであって、コミュニケーション・エンジンとは、人事が単に伝言ゲームの中継役を務めることではないのです。

人事は人で業績をあげる部署だ

◾︎ありたい姿
 「実力主義型終身雇用」を目指し、社内に挑戦と安心、競争と協調を生み出していこうとしています。

◾︎営業担当者の育成プログラム
中途で入社した営業メンバーの業績にばらつきがあり、また退職率も高く、そのことが経営陣の間で問題視されていた。

私が考案した施策は3つでした。
1つ目は、「一人前チェックリスト」を作成したことです。
2つ目は、トレーナー制度を導入したことです。
3つ目は、飲み会を頻繁に開くようにしたことです。

この3本柱からなる育成プログラムは当たりました。まず離職率が下がり、以前は10人を採っても2、3人しかのこならなかったのが、7、8人は残ってくれるようになりました。

◾︎しらけのイメトレ
「いい提案だと思うけど、これじゃ、現場はしらけるでしょ」

「しらけの排除」は私たちが人事制度を企画する際には、社員の反応を事前によく考え、社員がしらけてしまわないかをイメージしています。これを「しらけのイメトレ」と呼んでおり、自爆人事を防止するためのメソッドとして、またコミュニケーション・エンジンの役割を果たすための重要なトレーニングとして、人事本部で実践しています。

 

 

―ここからー
ミッションとは日本語で「使命」です。
使命とは直訳すると命を使っててでも命を削ってでも遣り遂げたいことだと定義をしています。

「コニュニケーション・エンジン」

この言葉を聞いたとき私の中では人事のミッション、役割にピッタリな言葉だと直感しました。というのも、会社内に置けるコミュニケーション不全が本当に多いからです。

コミュニケーション不全って本当に解決されず、不信感に繋がっていると思いませんか?なので、人事として「コミュニケーション・エンジン」は言い得て妙だと感じました。

特に新しい会社では、社長や取締役の考えていること、言いたいことが下に伝わらない現実を肌で感じていますので、それを解消する使命が人事にはあると強く思っています。

本日は、以上です。