Vol.206「社員研修で重要なこと」

書籍名:アマゾンのすごい問題解決
著者:佐藤将之
詳細はこちら: https://www.amazon.co.jp/dp/4800289890/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_1BFDEb76XV9F2

―書籍からー
◾︎成長し続けるためには、本質的な問題解決が必要
成長スピードが速い企業は、本質的な問題解決に取り組まないと破綻してしますう。問題解決の思考と行動は、アマゾンにとって不可欠の要素なのです。

◾︎アマゾンの上司
アマゾンで働いてみて私が実感したのは、「上司の役割が非常に明確である」こと。上司は「部下の成功をサポートするために存在している」のです。

あくまでも主役は部下。上司自身の価値観や成功体験が主役ではない。

上司は名コーチと同じです。選手(部下)に「全力で走ればギリギリの届く位置にゴールフラッグを立て、取らせる」のです。

◾︎社員研修で重要なこと
1つめは、「社員教育によって求めたいゴールがはっきりしていること」。「職務記述書」および「責任範囲」や「職務権限」が明確になっていることは社員教育を行う上で大前提です。

2つめは、「社員教育の成果が、その後の実務に落とし込まれているかを重視すること」。そのためには、研修の成果が「どのように出たか?あるいは出ていないのか?」を把握する必要があります。

◾︎社員は9ブロックで見えるかする
9ブロックとは、GE発案のフレームワークです。アマゾンでは「定量的な評価=パフォーマンス」と「定性的な評価=ポテンシャル」の2軸で評価する仕組みです。

パフィーマンスもポテンシャルも高い「ベスト」な領域の人は、アマゾンでも1年に1人でるかどうかというレベルの逸材です。
余談ですがアマゾンで「老害」とは役に立たない人ではなく、9ブロックの右上に近い領域から、年を重ねるにつれ左下へと下がって行った人です。

◾︎副業について
アマゾンでは、基本的に副業は認められています。「アマゾンでの業務に支障をきたさないのであれば、どんなものでもOKです」。実際、アマゾンに勤めながら自分の会社を経営している人もいました。


 ―ここからー
育成担当者は、本当にどのように社員育成をしたら良いのかで悩んでいます。悩んでいると言うよりは、何をすればいいのかでモヤモヤしているが近いでしょうか・・・。実際、私も育成担当になった最初の頃はそうでした。苦笑

なぜモヤモヤするかと言えば、とりあえず社員研修を行うことはできるが、物差し=判断軸が無いため、単にやっているだけが多かったからです。

判断軸に必要なのはゴールです。具体的には各等級ごとに必要な要件は何で、その要件に必要なスキルは何かがはっきりしていることです。そこさえはっきりしていればどんな研修が必要かに悩まなくなります。

次に必要なのが研修の成果です。面白いことに研修の成果が測れる研修程、受講者満足度が高くなると言う相関関係が私にはありました。

どのようにして成果を測定するか?お勧めは、多くの企業が外部から企業研修講師を招いて研修を行う場合が多いと思いますので、「研修後の成果を測定する方法はありますか?」と投げ掛けることです。正直無い場合が多いのですがその時は、一緒に作ろうとすると高い確率で何かしら効果を測ることができます。

それを真っ向から拒否するような研修会社は三流の研修会社なので、お願いしない方がよいでしょう・・・。

本日は、以上です。